オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

初産の出産レポート②〜陣痛から出産まで〜(スタッフNの場合)/こどもとくらす

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こんにちは、オトナリラボスタッフの西浦です❁


京都市下京区の子育てコミュニティスペース・オトナリラボでは、以下のサービスを通して妊娠期~子育て中のママ・パパをサポートしています。


○保育付きコワーキングスペース
○"子育て"と"働く"をサポートする各種イベント
○キッズスペースの開放(週1)
○子育て・キャリア相談


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2021年12月は、
妊娠期のママ・パパにピッタリの無料イベントを開催!


🔸12/18(土)10:00~11:30
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🔸12/9(木), 14, 21(火)10:00~11:30
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オンライン参加もできるので、遠方にお住まいの方・出かけることが難しい妊娠週数・月齢の方にもおすすめです!
※緊急事態宣言発出中は、オンラインのみでの開催となります。



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さて、この度2回続けてお届けすることになった連続コラム オトナリラボスタッフの出産レポート!


otonari-labo.hatenablog.com



引き続き、出産レポをお届けするのはスタッフ西浦です⭐︎3月末に出産した赤ちゃんは現在1ヶ月半を過ぎました。寝不足でフラフラになりながらも可愛い赤ちゃんと過ごす日々です。


出産前は仕事柄たくさんの乳幼児さん親子に関わらせていただいたので、産後のお世話についてはなんとなくのイメージはありました。


が!やはり出産当日の動きや陣痛がどうなるのか、等は目にしたことがなかったので子どものいらっしゃるお母さん方や友人から色々と話を聞きました。


「無痛分娩で麻酔のタイミングも良く、全く痛くなかった」
「陣痛で2日以上苦しんだのに、結果帝王切開になったよ」
「陣痛は初産で平均12時間って言うけれど、8時間ぐらいで生まれたよ」
「子宮口が10cmまで開かないと分娩させてもらえないんだよ」…etc


本を読んだりもしましたが、実際に話を聞くとより具体的にイメージができたのでよかったと思います。
安産、難産、考え始めるとキリがないので、ある程度の知識や情報は入れた上で「なるようになる!」と思うようにしていました。


他、準備としてやっていたことは


●両親教室に参加(京都で1回、地元で1回)
 →沐浴方法・おむつ替え/陣痛から出産までの流れとメカニズム
●マタニティスイミング3回(もっと行く予定が、途中家の階段で爪を負傷し通えなくなる)
 →この歳になってバタフライを習得! 水中でいきみ方の練習
●1万歩を目標に運動



そうして迎えたXデーは予定日3日前、39週4日目のことでした。

陣痛はあるものの子宮口がなかなか開かず、病院に着いてから赤ちゃんが出てくるまで約35時間。
丸々2晩を超えるとは思いもしなかったお産の始まりでした。

ホヤホヤ出産レポート、ご覧ください٩( *˙0˙*)۶


出産前々日(39w4d)

4:00 前駆陣痛のような痛みで目覚める。そこから1日を通して軽い生理痛のような痛みが不規則に来る。夜、里帰り中の実家に夫が到着。夕食後にゴキブリポーカーを楽しむ余裕あり。

23:00 陣痛が7分間隔になり痛みも増してきた為、電話をして病院へ。そのまま入院。

出産前日(39w5d)

0:30 陣痛室で様子を見る

1:30 陣痛室から入院用の4人部屋に移り痛みに耐える。朝まではかかると見込んで、夫には一旦帰宅してもらう。が、「ふーっ」と痛みを逃すのに痛くて声が漏れるので、再び陣痛室へ移動。途中痛さで気持ち悪くて廊下で嘔吐するも、優しい助産師さんがフォローしてくれる。そこから、朝まで超重い生理痛並みの陣痛に《耐える&吐く&下痢に襲われトイレ》のエンドレスループ。栄養と水分不足のため点滴を打つ。飲み物を口にする際にはペットボトルストローがものすごく役立つ。

8:30 朝食が出るも手をつけられず。座ってユラユラ揺れ続ける。5分間隔ほどで痛みに襲われる。明日のジョーの映像が頭をちらつく。

11:00 子宮口が一向に開かず、この時点で1㎝。子宮口の開きを進めるために、一度家に帰って●お風呂につかる●軽く運動をする●糖分のあるものを摂取する ように言われる。とてもじゃないけど、歩けないぜ…と、思いながらも病院で居ても耐え続けるだけかと思い帰る覚悟を決める。
1人で立って歩く事もままならず冷や汗だらだら。痛みが来るごとに気が遠くなる。必死で迎えを頼むメールを送り、一度退院と言われたので大荷物を持ち何度もうずくまりながら病棟の出口まで歩く。夫と合流して抱えられて車の所まで。おそらくすれ違ったすべての人が「この状態で病院から出てどこいくんや、この人!?」と思うような有様。車の中でも波が来るごとに「ぐぅうううー!」と唸る。

12:00 実家で意識朦朧。身体を支えられ家族総出でお風呂につけてもらう。その後は代わる代わる腰をさすってくれた。苺とプリンを無理やり口に入れてもらい、夕方まで痛みと戦う。

19:00 病院へ電話して再入院。夫も付き添って陣痛室へ。さすがにだいぶ進んだだろうと思ったけれど、子宮口3㎝。10㎝開かないと分娩室に行けないのはわかっていたので、先の見えない戦いになるだろうと感じる。栄養点滴/水分補給点滴/赤ちゃん心音モニター計測機/をつけ、朝まで唸り続ける。壁をドン!と叩いたり、ベッドフレームをすごい力で握りしめる。「ふーっ」と息を逃さないといけないのはわかっているものの、あまりの痛みで「ぐぅああああ!」と叫ぶ事多々。途中ウィダーインで栄養を流し込む(←食べられない場合、栄養補給として役立ちます)


夫は横でテニスボールで腰の下を押してくれたり、お茶を渡してくれたりと夜通しサポートしてくれる。ふーっと息を抜く時に一緒に呼吸を合わせてくれることで、冷静さを取り戻せる時があった。
ベッド横で眠すぎて倒れた状態の彼を見て起こさぬように耐えねば…と何度か試みるも、到底無理。

痛いってことは赤ちゃんも頑張ってる証拠!と自分を鼓舞する。赤ちゃんは陣痛の間もお腹を蹴って動いていたので、呼吸が変に浅くなっていないな、酸素は足りているなと、息を深く吸うように心がけるきっかけになった。
途中で陣痛室にもう一人妊婦さんが来て「痛い〜!もう無理!嫌だよ!」と叫ぶこえを聞き「そうやんね!痛いよね!しんどいなぁ!」と激しく共感。勇気をもらう。


出産当日(39w6d)

6:30 子宮口5㎝
さすがに体力も限界が近づいてきていると感じた。これ以上開きそうにないので、先生の判断で陣痛促進剤を打つことに。意識が混濁しすぎて書類の中身に目を通す余裕なし。帝王切開承諾書などに必死でサインをする。
促進剤投与後、もはや叫ぶしかできない痛みに。「ふぅー!ぐぅあああ!」を繰り返す。

長い陣痛だったので、日勤、夜勤と助産師さんが何回も交代していたけれど、薄れゆく意識の中でも励ましの声かけをしてくれたり、優しい対応をしてくれた人の顔はしっかり覚えていた。

9:00 待ち焦がれた破水!

9:30 分娩室に移動。子宮口が10㎝に。何度もいきみそうになるが、先生がまだ来ず、隣の夫が助産師さんのように「力抜いて、ふぅーっ、ふぅーっ」と顔に手を当てながらさすってくれる。2人きりの分娩室で、なぜ誰も来ないんだ、とにかく早く来て欲しいと切に願う。


やっとこ本物の助産師さんが来て、いきみ始める。「もういきんでいいのか!」と安心。私の目を見て!という力強い言葉に、この人にだったら任せられる!と力をもらう。先生も到着。偶然いつも診てくれていた先生だったのでさらにやる気に。

10:20 いきむのが上手と褒められる中、先生がハサミを持っているのを認識。こりゃ切られるな、と覚悟を決めた。いきみ5回ほどで頭が出て出産!「ふぎゃー!」と声が聞こえて身体中の力が抜ける。
※この後、先生は1ヶ月検診までの間会うごとに「いやぁ、西浦さん、いきむのほんとにうまかったですねー」と言ってくれたので、いきみエキスパートとして先生の記憶に残ったことだろう。


分娩が早くて皆が驚く。水泳で一度だけやったいきみの練習が、とてつもなく役立った。自分と赤ちゃんと、両方の体力がもってくれたことに感謝。
1人で産んだというよりも、みんなで乗り切ったなぁ、と思った。

10:40 胎盤摘出
赤ちゃんは助産師さんに抱かれ、ビタミン欠乏出血を予防する為のK2シロップを飲んでいる。うまいこと吸うなぁと感心。可愛い…。
この後3時間は分娩台の上でほぼ寝転がったまま過ごす。赤ちゃんはカンガルーケアで胸の上に抱きしめた状態で。お昼ご飯もそこで出てきたので、赤ちゃんは夫に抱いてもらい、久々の食事を摂った。
名前は決まっていたのでベビーラックにも記載してもらう。

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分娩室で生まれたての娘

14:30 病室に移動。

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病院内ではラックに入って過ごしていました

20:00、23:00
新生児室に行って授乳。「夜はこの日しかゆっくり寝られないので寝るんだよ〜」と助産師さんに言われ、朝までぐっすり眠る。


次の日からは母子同室。
コロナの為に面会制限があり、短時間家族2人まで。→3日目から制限がキツくなり、パートナーのみ短時間の面会が可能に。




……以上、出産体験記でした⭐︎

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コラムをご覧いただいている方の中には、もうすぐ出産を迎える妊婦さんもおられると思います。


出産に向けての不安もある中で、面会制限がかかったり里帰りができなくなったりと今は大変な状況にあると思いますが、少しでも不安を和らげて大きな気持ちで出産に向かえるように願っています。



★出産レポ第1弾
otonari-labo.hatenablog.com
★出産レポ第3弾
otonari-labo.hatenablog.com
★産後の入院生活
otonari-labo.hatenablog.com
★産後ママたちの心と体の体験談
otonari-labo.hatenablog.com
★産後の仕事復帰・再就職の話
otonari-labo.hatenablog.com



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オトナリラボスタッフの子育てコラム「こどもとくらす」、次回もお楽しみに!


子育てコラム「こどもとくらす」一覧
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