オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

【レポ】家族・職場に活かせる「ボードゲームでコミュニケーション」ワークショップ@KOIN(10/30)

こんにちは、オトナリラボ・スタッフです!


10月30日(土)、四条烏丸・京都経済センター3FのオープンイノベーションカフェKOIN主催・オトナリラボ企画『みんなで考える! これからの「こどもとはたらく」ワークショップ・セミナー』最終回となる3回目のワークショップが開催されました。




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↓詳細はこちら


1回目2回目に引き続き、今回もイベントレポをお届けします。



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8〜10月にかけて、全3回でお送りした
みんなで考える! これからの「こどもとはたらく」ワークショップ・セミナー


第3回のテーマは家族・職場に活かせる「ボードゲームでコミュニケーション」


1回目・2回目にも参加してくださった肥後祐亮(タオルマン)さんに、引き続きイベント中のグラフィック・レコーディングをご担当いただきました。


それでは、タオルマンさんのグラレコと共に、イベントを振り返っていきましょう!



まずは講師&ボードゲームの紹介

講師・西浦直人さんの自己紹介とともに、今日のボードゲームと講座の流れを簡単に説明。


「まずはボードゲームを楽しむこと」を目標にイベントがスタートしました!


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↑「まとめ」として『ボードゲームはツアー旅行のようなもの』との表現に目からウロコ!「誰もが楽しめるようなルール」が用意されているということにも頷けますね。


自己紹介を兼ねた1つ目のゲーム「はじめまシックス」

ひとテーブル5人が座り、それぞれ1分で自己紹介をしてもらいます。
6つのテーマについて「相手に覚えられないように」自己紹介するのがこのゲームのルール!


自己紹介が終わったら、順番に自己紹介でどんな事を話していたかを当てていきます…さて上手く思い出せるでしょうか?


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↑ 覚えにくくするために他の情報が加わったり、表現を工夫してみたり…それがより一層「その人らしさ」を表す、よい自己紹介にしているように感じられました。



このゲームでの講義ポイントは「コミュニケーションにおけるルールの必要性」


前提となるルールがなかったり、ルールが共通認識されていないことで、コミュニケーションに難しさがうまれる…そんなことが日常生活でもありますね。


ちょっとした会話やコミュニケーションの中の「ルール」を意識することで、良い方向に変わっていくかもしれません。




相手の気持ちを考えて「じっくりミレー」

2つ目のゲームは、絵画のの中にいる人物が「どんな気持ち」なのかを当てるゲームです!
(昨年オトナリラボで開催したボードゲームイベントでも実施したもの!)


「出題者」が絵画の中の人物を1人選び「回答者」に分かる様に伝えます。その人物が「どんな気持ち」かをそれぞれに考え選びます。
出題者と回答者の選んだ「気持ち」が一緒だとポイントゲット!


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↑「ええ〜、そう考えたのか〜!」「なるほど〜」人それぞれ捉え方が違うと言う事が分かるのも楽しめるゲームでした!


このゲームの講義ポイントは「ナラティブ」について。


同じ物を見ていても、人それぞれの「フィルター」越しに捉えることで、まったく違うものになる。ということを、ゲームを通じて体験する事ができました。


自分とは違うフィルターを持つ人の立場に立って考えて見ることも必要ですね。


全員の出方を予想しながら「ザ・マインド」

2つのゲームを遊んで、同じテーブルにつくメンバーのことが少しわかってきたところで…協力&対戦ゲームです!


1~100までの数字カードから1人1枚引き、「小さい数字」順に全員が出せたら成功!レベルアップ!
レベルがどこまで上がったか、をテーブル対抗で競います。


簡単なルールですが、なかなか成功しません…「他の人のカードの方が小さい数字かも…」となかなかカードを出せなかったり、思い切って出したらテーブルで1番大きな数字だったり!成功してもまたすぐ失敗したり、それぞれのテーブルで盛んにコミュニケーションしながら盛り上がりました!


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↑相手の表情を見たり、ヒントを出し合ったりと言ったコミュニケーションで、成功するまで繰り返しチャレンジします!



まとめ「ボードゲームとコミュニケーション」



今回はボードゲームを通じて「コミュニケーション」について学びました。


コミュニケーションは「知らない、分からない」ことを「知る、分かる」ことにあります。

今回は、ボードゲームを用いることで「ルール」や「視点」などを意識することを助けられ、楽しく・円滑にコミュニケーションを取る、と言う事を体験する事ができました!


日常的に、家庭や職場でのコミュニケーションに都度「ボードゲーム」を用いることは難しいですが、今回ボードゲームから得られた「ヒント」を意識してコミュニケーションに活かしていただければ幸いです!



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キッズルームの様子



本イベントは、KOINでは初めての「託児付き」開催!


ママ・パパたちがボードゲームに熱中する裏で、子どもたちも充実した遊びの時間を楽しんでいました。


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↑イベントスペースに隣接する会議室をお借りして、キッズスペースを設営。


保育は、京都子育てネットワークの皆さんとオトナリラボの保育スタッフが担当。



3歳~のお兄ちゃんたちは、子ども用ボードゲーム(HABAのはじめてのゲーム「果樹園」「さかなつり」など)に興じたり、身体をめいっぱい使って遊んだり。


1歳台のお子さんたちは、年上の子の真似をしてみたり、手元にあるおもちゃをしげしげ観察してみたり。寂しい気持ちのお子さんは、スタッフがマンツーマンでついて、抱っこやベビーカーでお散歩。


約2時間の間、それぞれのペースで、ゆったり過ごすことができました。



皆さんの感想は…

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今回は、小学生、学生、社会人のパパ・ママたち…と、多様な方々に参加いただきました!


感想も様々でしたが、
「ボドゲを楽しむだけでなく、コミュニケーションに対する気づきも得られました」
「ボードゲームについて学ぶことができ、楽しめました」
と、皆さん大変楽しんでいただけたようです!


また託児についても、
「子どもと一緒だとボードゲームに集中出来ずしばらく取り組めていなかったので楽しみにしていた」
「子どもを預かっていただけてとても助かった。子どもも楽しく過ごせたようで、安心した」
という感想をいただきました。


親子とも楽しめて、学びもあり、リフレッシュにもなったのではと思います。




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今回遊んだゲームはこの3つ。
どれもオンラインでも遊べるとのこと。
今回参加できなかった方もぜひおうちで遊んでみてくださいね♪



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『みんなで考える! これからの「こどもとはたらく」ワークショップ・セミナー』いかがでしたでしょうか。


モヤモヤMAP・パパ育休・ボードゲームでコミュニケーション…と、様々な視点で「子育てと仕事」について考えるヒントを得てきました。
ご参加いただいた皆さまの『これからの「こどもとはたらく」』が、より前向きに、ポジティブに進んで行くお手伝いとなっていましたら幸いです。


「子育てと仕事」テーマや、託児付きイベントについて、リクエストやご要望がございましたら、お気軽にオトナリラボまでお寄せください!




今後の活動もどうぞお楽しみに!皆さまとまたご一緒できる日を楽しみにしています。


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