オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

8/25 「こどもとはたらく座談会 こどもさがす自分らしい仕事・働き方」レポート

先日、8月25日(土)オトナリラボにて開催「オトナリラボ体験DAY vol.3」の様子をレポートします!
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「こどもとはたらく座談会 こどもとさがす自分らしい仕事・働き方」

今回は午前中にゲストをお招きして「こどもとはたらく座談会」を開催しました。
vol.1vol.2も「こどもとはたらく」というテーマでしたが、今回のテーマは「こどもとはたらく」×「チャレンジ」。
出産をしてから新しい働き方を探し出したお2人にお話しいただきました。

ちなみに、当日はキッズスペースを1階に用意。
ゲストのお子さん、参加者のお子さん、みんな一緒に遊んで、和やかな雰囲気でした♪

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今回、お二人には「どういう状況を経て今の仕事・働き方に至ったのか。どんな心境の変化があったのか」をあらかじめ『ライフストーリーマップ』(モニターに写している図)にまとめて頂き、それに沿ってお話し頂きました。

北川由依さんのお話

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子育てが始まってからフリーランスのライターという職業に就き、北海道から京都に移住され、現在も2人のお子さんの子育てをしながら多方面で活躍されています!

北海道からの移住や、出産前の仕事から離れてフリーランスになるというチャレンジ=選択は、一見他の人には真似できない。という印象も受けますが、そこにあった思いや状況を聞くと、誰もが「こどもとはたらく」中で感じる内容でした。

北川さんはとにかく「仕事をするのが好き」。だから京都に来てからフリーランスとして自立する目標に向かっている間「頑張りすぎて一人でブラック企業みたいになってしまってた」そうです。そんな時に二人目の妊娠・切迫早産での安静。こどもって意外と親が無理しすぎないようにストッパー的役割にもなってくれてるなあ、と思うエピソードでした。


杉原 恵さんのお話

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大学卒業後CA(キャビンアテンダント)として働いていた杉原さんは、現在2人のお子さんの子育てをしながら京都市のソーシャルイノベーション研究所(SILK)でお仕事されています。自分にも子どもにも無理のない働き方を実践されています!

まずみんな驚いたのがCAというお仕事について。言われて気付く、知らないことがたくさんありました。例えば、妊娠が分かったらその時からCAとして飛行機に乗れない=休職。ということ。確かに乗客の安全第一と考えると頷けますが、「子どもが出来た事が嬉しい反面、突然仕事を休む事になり強い喪失感」を感じる状態に。

そこで杉原さんは、知り合いにとにかくたくさん会って話す。ということを実行されました。職場の先輩や、学生時代のバイト先のおばちゃんまで。とにかくいろんな人と会って話して、アドバイスを求めたけど、聞けば聞くほど迷いだけがふえて…。
そんな経験を経て「自分の事は自分で決める」と言うことに気付かれたそうです。


ゲストお2人のお話

お二人のお話に共通する点として、前職を辞める決意をされた理由。それぞれに状況は違いますが、「自分も周りも無理をして、子どもに負担になるような働き方で今の仕事を続けるかどうか」という課題。それに対してお二人とも、子どもと向き合って自分らしくあるために復帰せずに退職という道を選ばれました。

この課題に直面されているママはたくさん居られると思います。選択は人それぞれ。もちろんそこで周囲の協力やご自分の決意で退職しないという道を選ぶ人も居られると思います。

ゲストお二人は退職を経て、転職されました。
北川さんは自宅で子どもがいてもできる仕事ということでライターにチャレンジ。杉原さんは縁あって子ども優先の働き方を受け入れてくれた大学教授の事務にチャレンジ。
それぞれにこれまでやって来たことのない事にチャレンジされて、それが今の仕事となる。
巡り合わせと自分の選択が将来をつくっていく、と言うことを改めて感じました。

それぞれのお話の最後は、これからチャレンジしたい事。お二人それぞれらしい、新しいチャレンジについても聞かせて頂きました!


グループワーク

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休憩を挟んで後半は、2つのグループに別れて参加者それぞれの「チャレンジ」をカードに書き、グループ内で共有しました。
「どこに住んでどこで子供をそだてるかを決意したこと」「通勤時間が長いことについてどうしていくか」「子育てに対応しやすいフリーなのかひとつの企業に出勤する働き方を選ぶのか」「出産後の生活が違いすぎたこと」など今の「こどもとはたらく」生活について参加者さんがひとりずつ話し、そしてゲストの方から、一言感想やアドバイスをもらっていました。

少人数のグループだったので、1人1人しっかりアウトプットする時間を取る事ができ、大変盛り上がりました!

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保育付きコワーキングスペース利用

座談会後は1階でお昼をみんなで食べ(恒例になってきたウバーイーツで!)、午後は2階に移動してワークルームの無料体験もしていただきました。
お母さんと遊びたくてワークルームに遊びにきていましたが、キッズルームで楽しそうに遊ぶおともだちをみてキッズルームにも行っていましたよ。
ちょうど同じ年齢の子たちがそろっていたので楽しかったようです。
(みんなでジュースを飲みました🍎)

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午前中の座談会は、アットホームな雰囲気で子どもが居ても安心して自分自身の話ができる。
自分の不安の少し先を進む経験者に、近い距離で相談できる。
オトナリラボの良いところが発揮できた会になったとおもいます!

ゲストのおふたり、参加者のみなさん、保育スタッフの京都子育てネットワークさん、皆様ありがとうございました。

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