オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

失敗と成功の繰り返し?みんなのおむつはずれ・トイトレ体験談/こどもとくらす

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こんにちは、オトナリラボスタッフの新堀です!




2ヶ月おきにテーマを変えて実施している、オトナリラボの子育て座談会シリーズ。


9月・10月度は「どうする?こどもの生活習慣」


乳幼児期の歯みがき、トイトレ、お着替え…を中心に、悩ましい生活のアレコレについてお話します。



子育てに役立つ知見を学びつつ、悩みや疑問を吐き出して、気持ちを楽にしてみませんか?
来場・オンライン同時実施なので、遠方にお住まいの方や外出を避けられている方にもおすすめです!


↓詳細はコチラotonari-labo.hatenablog.com





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今回のコラムは、1~3歳の親御さんの気がかりポイントでもある「おむつはずれ」「トイレトレーニング」について!子育て中のオトナリラボスタッフの体験談をお届けします。



おむつが外れる・トイレに成功するタイミングは、お子さんの心身の成長によっても当然差異があります。



それを前提として、おうちでトイレに慣れてもらうためにできる工夫や、役立ったアイテムをご紹介。少しでもヒントになれれば嬉しいです♪




1. 某幼児向け教材フル活用!スタッフSの場合


我が家の場合、2歳になる年の夏ごろから「トイレにちなんだごっこ遊びをする」「トイレに行ってみる・座ってみるだけ」のプレトイトレ期がありました。


ずっとこどもちゃれんじを受講していたので、1歳半頃の夏に届いたトイレ絵本を活用。


キャラクターのパペットを座らせて、おしっこ・うんちをして、流す……という一連のごっこ遊びを楽しんでいました。

たいへんお世話になりました。ごっこ遊びのアイテムとしても優秀。


同教材のトイレに行ってみようの歌にもノリノリで、曲が流れるたびに上記のごっこ遊びをしてみたり、おうちのトイレに行ってみたり。


イヤイヤ期に突入していたタイミングではありましたが、無理なく慣れてもらうことができました。




あと、トイレの蓋にキャラクターのシールを貼ったり、壁にステッカーを貼ってみたりと、トイレに行くとたのしくなる環境づくりを意識していました。


そのおかげか、1歳後半~2歳まで、トイレに入ること・座ることに抵抗を示すことはなく。「トイレでおしっこ・うんちをする」という認識も、いつの間にか身についていたように思います。


「トイレに行けたねー!」「座れたねー!」など、ポジティブな声かけをしつつ、たまたま上手く排泄ができたときはとにかく褒めていました。



この頃から、よくある「トイレに行けたらシールを貼る」ポスターも導入。シール貼りが大好きだったので、効果てきめんでした。トイレ行こう!では動いてくれないので、シール貼りに行くついでにトイレ座ってみようか!…の感じで。



我が家で使っている補助便座はこちら。


・両サイド手すり付き(自力で乗りやすい/踏ん張りやすい)
・背もたれあり(小さい子でも後ろにひっくり返らない)
・前面にガードあり(おしっこ飛散防止)
・取り外しできるソフトクッション(手入れしやすい)


ガードに関しては、もうちょっと深めの方がよかったかなと思うこと多々(女児でも、座り具合によって思いっきり前に飛びます…)。


踏み台は、このようなシンプルなものを使用。よく汚れるので清掃しやすい形状でよかったです。


併せて、補助便座スタンドも使用しています。補助便座を床に置かずに済むので、衛生的にも安心。



2歳後半くらいから、少しずつトレーニングパンツに挑戦。


最初、6重ガーゼのものを購入したのですが、これが分厚くて分厚くて……。
幸い当人は嫌がらずに履いてくれたけれども、結局6重でもそれなりの量のおしっこが出たら貫通びしょ濡れだったので、3重程度の薄いものに変えました。


トレパンに変えた当初は、常に間に合わずしょっちゅうお着替えをしていたように思います。寝起き、食事前後に誘って連れて行くようにはしていましたが、なかなかぴったりのタイミングで出るものでもなく。


この頃は、すぐトイレに座れる/お着替えしやすいように、おうちでは基本パンツ+Tシャツで過ごしていました。普段過ごしている場所には撥水加工のジョイントマットを敷いていたので掃除が楽でした。


トライ&エラーの繰り返し期は、とにかく親の都合で怒らないように・もらしたときに「失敗した」とネガティブにならないようにフォローを…を、心がけていました(とはいえ、「ああー…!」と声や顔に出ていたことも少なからずだと思いますが…!)


この時期にお世話になっていたのは、やっぱりこどもちゃれんじの「トイレッシャ」。ボタンを押すと、音声と音楽が流れてトイレに誘ってくれます。


親だと、子どもが「行きたくない」となったときなど、つい圧をかけて動かそうとしがちですが、代わりに大好きなキャラクターが楽しく声かけしてくれるとそうしたことがなくとっても効果的でした。

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気に入っているので、いまだにお手洗いに置いています。



「トイレに行こう」ではなく「車掌さんになって、トイレッシャ(トイレの列車)に乗りに行こう!」と、子どもをストーリーの中に組み込んで誘導してくれるのも◎。



それから保育園に通うようになって(2歳児クラス・4月入園)、園では布おむつ→夏頃から普通のパンツで過ごすように。園生活でも家庭でもトイレに行くことが習慣化してきて、3歳の誕生日前には「おしっこ/うんち出そう」など、尿意・便意を感じて伝えることも上手になっていました。



気づけば、夜間も昼寝時もおねしょなし。年少クラスに上がってからは、園でも学校でも失敗なしの状態が続いています。



うちの子は乳児期からかなりの便秘気味で、固い便が出るのが痛くて泣いたりと結構苦労していたのですが、それが便座に座って排便できるようになってきてから少しずつ改善されてきました。


何歳までにおむつはずしたい!という気持ちはあまりなかったのですが、そういう観点では、2~3歳でトイトレを進められてよかったなと思います。




2. 二人目妊娠期と被った長女のトイトレ!スタッフKの場合




我が家では、本格的にトイトレする前にも、月齢関係なく、座りたがったらトイレの便座に座らせてました。


長女は、保育園で2歳クラスにあがってすぐに順調にトイトレがすすんでいたようで、担任の先生から「本格的に布オムツをはずしていきませんか?」とお話があり、家でも意識するようになりました。


といっても、帰宅する時間が遅いので積極的に家でトイレに座らせるのは、食後/起床時/寝る前くらいで、ほぼ保育園での練習が大半でした。



長女のトイトレ期が二人目妊娠中の悪阻と重なり、トイレに連れて行ってあげられなかったりオムツ替えがしんどかったりと、順調に進んでいたはずが、親側の事情で時間がかかってしまいました。


長女の場合、トイレでの排便はクリアできたのですが、おしっこは遊びに集中してしまうと間に合わないことが多かったです。


便はお腹が痛くなったりとサインがわかりやすく、おしっこは漏れそうになる時にはじめて感覚がわかったり…だったようです。



トイレは怖くない所だよと伝えるため、あえて一緒にトイレに入ってお話したり歌ったり。


長女・次女ともに便座に座るのは嫌がらず、むしろ座りたがるタイプ。座りたがったら座らせ、「座れた」というだけでも夫と一緒に褒めるようにしていました


お姉さんパンツへの憧れがあったので、服を買いに行く時に敢えて一緒に見に行ったりしてました。



結果、長女は3歳3ヶ月で(早生まれのため、年少クラス)でトイトレ完了。次女(2歳)は絶賛トイトレ中です!



ちなみに、補助便座は、ベビーレーベル補助便座(メーカー・コンビ)を使用。


付属でカバーが付いているので、冬に使用。洗濯できるのがよかったです。キャラクター物ではなく、敢えてシンプルな物を購入。当初、もし気に入らないようであれば油性ペンで顔でも描こうかなと考えていました(結果、怖がることもなかったため特に描く必要はありませんでした)。


ハンドル付なので、設置するときも持ちやすかったし、子どもは乗り物感覚で楽しそうでした。


女児ですが、排泄時におしっこが前に飛ぶことがあったので、もう少し面積の広いガード付きの方がよかったかも…と思うことも。


100均のトレーニングシートや、手書きで作成したトイトレ用シール貼り表も活用しました。シールは子どもが好きな物を使用。


ですが、長女には特に効果なく……。最初は「わぁ〜ハート♡」と喜んでましたが、シールが魅力的すぎて、お手洗いに用事がなくてもシート&シールに会いに入っていく程。


現在、次女はトレーニングシートがなくてもトイトレを楽しんでくれているので、まだ用意する予定はありません。


いないいないばあの「トイレでスウー」の歌もオススメ!


↓トイレえほんも出ています





3. 3歳過ぎても難航!?スタッフMの場合



2歳すぎから保育園でトイトレスタート。保育園についたら布パンツで過ごす生活になりました。毎朝便座に座るものの1滴も出たことがないまま3歳へ……!


他のことではスムーズにコミュニケーションできる年齢になっていましたが、トイトレに関してはのれんに腕押し感がありました。


クラスの子たちの汚れ物が減っていく中で、3歳になっても状況が変わらなかったので、意を決してしっかり取り組む機会を作りました。


ある書籍に『空中におしっこを出すことが怖くてできない子がいる』と紹介されていたので、まずはそれを経験させるためにリビングにおまるを置いてパンツを履かずにすごさせる日を作りました。


はじめは全くおしっこが出なくて心配になるほどでしたが、数時間後にようやく数滴出る→その後しっかりした量を出すことができました(おまるがあったので意外と大惨事も起こらず!)


それからは、保育園でもトイレでおしっこが出るようになり、その後、おうち・保育園以外のトイレでも成功するようになってきました。



3歳半になると、トイレを失敗すると泣いてしまうことも。それまではそういった「悔しい」の感情は見受けられなかったので、成長を感じました。


ただ、この移行時期が大変で、紙おむつを持ち歩かない+布おむつで過ごしていたので保育園帰りなど油断して家で漏らす…なども。



4歳前には朝のおむつもぬれることが減っていき、4歳になる頃にはおむつを使うことがなくなりました!



[トイトレで使ったもの]
取っ手付きのおまる
・自作の台座(ダンボールの中に牛乳パックを詰めたもの)
・トイレに成功したらシールを貼れるシート(阪急電車が好きだったので手に入れた路線図にシールを貼ってました)
絵本「おむつのなかみせてみせて」は、子ども本人が本屋さんで欲しがったので購入しました。
ちょっとしたしかけ絵本になっていて、よくひとりでも読んでお気に入りの絵本でした。





[不要だったもの]
・補助便座(我が家は男児ですが、家では便座に座って排泄してもらっています)
年上の女の子を育てていた友人から「なくても大丈夫だよ」といわれたので、様子をみていたら、たしかに補助便座なくても大丈夫でした。様子をみているとそれよりも台座のほうが大事なんだなと思いました。
・布おむつ。布にするとオムツはずれが早いという意見も聞きましたが、そういう体感はなかったですね…。紙でも布でも気にしないタイプでした。


育児中の友人とも話していたのですが、イヤイヤを抜けて、トイトレも終わると、育児が一旦落ち着くのを感じました。


焦らなくてもいつかはおむつ外れる、とは思っていましたが、おむつがしっかり外れると荷物が減って楽になりました!


おむつでしかおしっこが出ないお子さんでしたら、ぜひ一日パンツなしデーを作ってみてください〜。





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それぞれの子どもたちの成長にあわせつつ、保育園の力を借りつつゆる~く進めていったスタッフ宅の子どもたちのトイトレ事情。


いろいろなノウハウや定説があると思いますが、基本は毎日の生活の中での習慣づけと、身体・コミュニケーション面の成長が伴ってきているか…が鍵であるように思います。


お子さんの成長段階や気持ちに見合った方法で、できるだけ叱ったり責めたりをしてしまわないためにも、親御さんの負担感を軽減しつつ進めていけるのがベターですね。


思うように進まないと、親子ともにストレスや焦りを感じてしまいがちなので、そんなときはぜひ家庭だけで抱え込まず、通園先やオトナリラボなどの施設に相談してくださいね!



10月度の子育て座談会では、トイトレ以外にも、歯みがき・お着替え・その他乳幼児期~児童期頃の生活習慣づけのヒントや、親御さんのイライラマネジメントについてのお話!


ぜひお気軽にご参加くださいね。



otonari-labo.hatenablog.com






オトナリラボスタッフの子育てコラム「こどもとくらす」、次回もお楽しみに!



◎子育てコラム「こどもとくらす」一覧otonari-labo.hatenablog.com



◎京都五条の子育てコミュニティスペース・オトナリラボotonari-labo.hatenablog.com





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