こんにちは、オトナリラボスタッフの新堀(しんぼり)です!
6月に入り、全国的に自粛緩和で子どもたちの通園・通学も再開されつつありますね。
我が家の2歳児も、慣らし保育がリスタートしました。予想外に順調だった4月頭と異なり、毎日大泣きです。自粛が解除されたらすべて元通り!とはいかないのが現実ですね……。
子どもの生活リズムやメンタル面、自身の仕事など、修復や再設計が必要なこともたくさんですよね。極力省エネでいきましょう……!
オトナリラボも、6月より営業再開しています!ぜひ息抜きにご利用くださいね☆彡
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さて、自粛モードが明けつつあるとはいえ、なかなかガッツリお出かけするのは難しく、おうち遊びやお散歩がメインなのではないでしょうか。
今回は、”お散歩”にどんなメリットがあるのかをお伝えしていこうと思います!
後半では、京都市内のおすすめ子連れ散歩スポットもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください♬
お散歩のメリット
乳幼児さんにとってお散歩は、好奇心をくすぐる刺激がたくさんの魅力的な遊びのひとつ。レジャー施設や遊具のある公園に行かずとも、子どもたちは家の周りの道や、道端の雑草からたくさんの学びを得ることができます。
自然・生活との触れ合い
そろそろ梅雨も近づいてはきていますが、まだ京都は新緑の気配がありますね。マンションの周辺にはツツジの花が、近くの生垣のすきまからは雑草やシダ植物が力強く生えてきています。
我が家の2歳児も、「こんなところから草が生えてきているね」「これはなんていう名前の花かなぁ」などと何気ない声かけをしていたら、最近では草花を指差して自発的にたくさん発言・質問するようになってきました。
●動植物や身の回りの事物の名前や形状を知る
●自然のあり方に関心を持つ(「どうして花が咲くの?」「なんで葉っぱは緑なの?」など)
●お店の様子や人の動きを観察する
身の回りの生活を知るという意味では、スーパーやショッピングセンター以外に、商店街や住宅街の中にある商店で買い物をしてみる、というのも新鮮な体験になります。
ちなみに、最近お散歩で使用しているのがハナノナというアプリ。(※リンク先はApp Store/ブラウザ版はコチラ)
道端の草花にスマホをかざすと、すぐに名前を調べることができます。操作も簡単なので、子連れ散歩中でもサッと検索出来てとても便利です。
数・色形などの概念に触れる
知育玩具やワークを使わなくても、数の概念、色形、長さ・大きさをはじめとするさまざまな形容表現に出会うことができます。
●落ちている木の枝を比べて「長い・短い」を考える
●葉っぱの色形を「こっちは丸くて黄色、こっちは細長くて緑」と見比べる
●集めてきた石を並べ、指さしながら数を数えてみる
●川の流れを「流れが速い/遅い」「キラキラ光って見える」「ゆらゆら揺れている」などと表現する
お散歩中だとお勉強っぽい雰囲気になりづらいので(声のかけ方は大事ですが)、楽しみながら色々な概念に触れることができますね。
ことばを育む
散歩中はコミュニケーションのタネがたくさんありますよね。道を走る車や自転車、いろんな色形の標識や看板、お散歩中の犬。
絵本や図鑑、絵カードなどにも良いところはたくさんあるのですが、やはり実物から感じとれる多くの情報(実際の大きさ・質感・温度感・匂いなど)とともにことばを知ることができるメリット大きいですよね。
また、名詞・形容詞などの言葉そのものの獲得ももちろん、ことばを育む基盤となる大事な力をつけることもできます。
●水場の匂い、流れやしぶきの音、肌に水があたる感覚などを通して<川(池・水たまり)>を知る(事物を五感で捉える)
●「ほら見て!」と大人の指差した草花を見る、「タンポポだね」「あれ、とりたい」とやりとりをする(共同注意)
●動いている人や動物、車を目で追う・見えなくあったあともそれに注目する(追視/物の永続性)
まだ言葉を理解していない・理解の浅い段階の乳児さんであっても、こうした経験をさせてあげることで、認知的な能力の発達を促してあげることができますね。
また、帰宅後に「大きい犬とすれ違ったね」「ピンク色のお花が咲いていたね」と振り返って、そのときの情景や自分の気持ちなどを関連付けて整理させてあげる……というのも、子どもの発達にとって大きなメリットがあります。ただ、小さいお子さんは目の前にない物事を頭に思い浮かべるのにとても労力を使うので、深追いしてアレコレ聞き出そうとするのは避けた方がよいかもですね!
京都市内の子連れ散歩スポット
個人的なオススメ散歩スポットを、入場無料の場所に限定してご紹介します。
京都御苑『母と子の森』(京都市上京区)
子連れで京都御苑に行く場合、児童公園周辺で遊ばれる方が多いと思うのですが、私は迎賓館北にある『母と子の森』周辺を散策するのが大好きです。
ここには"森の文庫"という、屋外で自然に関する絵本・図鑑・紙芝居などを自由に閲覧できる場所があります。緑の美しい森の中で図鑑を広げるだけで、なんだかとても特別な気持ちになれます。
付近には、バードバス(野鳥スポット)、コオロギの里、バッタが原など、生物観察ができるエリアもたくさん!ぜひ京都御苑マップを見ながら散策してみてください。
鴨川公園(北区~伏見区)
北は柊野(北区)、南は小枝橋付近(伏見区)まで広域にわたる鴨川公園。
ちなみにこの柊野、フォント「ヒラギノ」の由来だそうです。知らなかった……。
娘が1歳台の頃、今出川~丸太町あたりの芝生でよくお外を歩く練習をしていました。上の方より人が少なくて広々遊べます。
河川敷の草原を探検してみたり、生き物採集や水切りをして遊んだり。年齢が上がっても楽しめる要素がたくさんありますね。
船岡山公園(京都市北区)
広々とした広場や児童公園なんかもあって、近くの園児さんたちもよく訪れている場所ですね。
個人的には木々に囲まれた公園の外周や、低木に囲まれた石階段あたりを散策するのが好きです。坂が多いですが、後述の吉田山よりは比較的緩やかで小さなお子さんにも易しめ。
船岡山公園(京都府京都市)| PARKFUL公園をもっと身近に、もっと楽しく。
吉田山公園(京都市左京区)
吉田山の山頂あたりにある自然いっぱいの公園です。
ちょっとした里山ハイキングコースなので、しっかり自力で歩いたり階段上ったりできるくらいの年齢からがオススメ。抱っこで登る・下る羽目になると相当しんどい。
公衆トイレがきれいなのも結構助かるポイントです。
吉田山公園 | 「まもっぷ」(きょうと子育て応援パスポートアプリ)
戻橋公園(京都市上京区)
東堀川通りに沿って、元誓願寺通~一条戻橋まで細長い公園・散歩道があります。公園側にはすべり台・ブランコ・鉄棒などの遊具も。
一条戻橋~堀川中立売にかけて川沿いが整備されており、例年であれば水遊びを楽しむことができます。
※現時点(2020/6)で、戻橋公園において水遊び禁止という情報は出ておりませんが、コロナ流行に伴って水遊びの解禁を延期している場所・施設もありますのでご注意ください
戻橋児童公園 | 「まもっぷ」(きょうと子育て応援パスポートアプリ)
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京都市には、上記以外にも宝ヶ池公園、梅小路公園、その他寺社仏閣など、乳幼児・小学生のお子さんとのお散歩を楽しめるスポットがたくさんありますよね!
こちらの地図は、オトナリラボで親子の遊び場情報を募って作成したものです。今回ご紹介したお散歩スポットを追加した、京都市内の子育てマップとなっていますので、ぜひご活用ください♬
乳幼児とのお散歩、ちょっと出かけるにも水分やオムツやタオル、夏場は虫よけに日焼け止め……など、用意するものがあったりして、出かけるまでは億劫だったりしますよね。
でも、大人にとってもお日様の下で身体を動かすことは気分転換にもつながります。毎日でなくとも、1日数分近所を散策するだけでも。本格的な梅雨が訪れる前に、ぜひお子さんと一緒に楽しい時間を過ごしてみてください♬
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