オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

子どもと防災を考える!防災絵本&書籍のススメ/こどもとくらす

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こんにちは、オトナリラボ新堀です。


みなさん、1月15日~1月21日までが「防災とボランティア週間」であることをご存じでしたか?


これは、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に創設されたもので、災害時におけるボランティア活動や、自主的な防災活動についての認識を深め、災害への備えの充実強化を図ることを目的として制定されたものです。




オトナリラボでも、この時期にあわせて、子育て家庭の防災を意識したイベントを、昨年度より実施しています。


実際に参加された方の中には、イベント参加後すぐに防災備品を揃えたり、イベント参加日を年1回の防災備品見直しの日にされたりなど、ご家庭の防災意識につなげていただいています。



2022年1月21日(金),2月12日(土)10:00~11:30
子育て座談会「どうする?わが家の防災」
*来場・オンライン同時実施

otonari-labo.hatenablog.com



日々子育てや家事、仕事に追われていると、大事だと思っていてもなかなか取り掛かれない家庭の「防災」への備え。


・地震や台風、火事など、それぞれの災害に応じた備えができているか

・買って置いてあるだけではなく、すぐに使える状態になっているか

・今現在の子どもの年齢に見合った食料や衣類、おもちゃ類の備えがあるか


…などなど、一緒に考えてみませんか?


「正直防災についての知識がなくて…」「全然準備できていなくて…」という方も、安心してご参加いただける雰囲気と内容でお送りできればと思っているので、ぜひお気軽にお申し込みくださいね!





さて、今回のコラムでは、親子で防災意識を持つのにぴったりの絵本・児童書、書籍をご紹介します。


テレビや新聞でも防災についての特集が増える今の時期、「ちゃんと考えなきゃな…」で止まってしまわず、オトナリラボのイベントやご紹介した書籍を通して、向き合っていただけると嬉しいです。



防災絵本&書籍紹介


子どもと一緒に知る!防災絵本・児童書


1. ぐらぐらゆれたら だんごむし(地震)
www.ehonnavi.net


かわいらしい動物たちが、わかりやすいしぐさで「こんなとき、どうする?」を教えてくれます。
災害対策をしっかり伝えつつ、怖い雰囲気がないので、低年齢のお子さんと一緒にたのしみながら読むことができます。



2. こんなとき、どうする!?(地震)
www.ehonnavi.net


上記の「ぐらぐらゆれたら だんごむし」だと、ちょっとテイストが幼いかな…という年齢のお子さんにはこちら。
家にいるとき地震が起きたら?道を歩いているときだったら?何を準備しておけばいい?…を、親子一緒に考えます。



3. はなちゃんの はやあるき(地震・津波)
www.ehonnavi.net


東日本大震災で全員が津波を免れることができた、岩手県の野田村保育所。
毎月の地道な避難訓練が、奇跡的な避難を実現させることができたんだなと強く実感できる作品です。



4. 火にきをつけて、ドラゴンくん(火事)
www.ehonnavi.net


火事が起きた時、どうやって身を守ればよいのかを、女の子とドラゴンくんとのやりとりを通じて知ることができます。
子どもにも伝わりやすいテイストで、内容がすっと入ってくるので、親子で火事について語り合うのに最適なストーリー。



5. たいふう どうするの?(台風)
www.ehonnavi.net


"自分の命は自分で守る"を学ぶことのできる児童書シリーズ。巻末には大人向けの解説もあります。
台風以外の災害、身の回りの犯罪などについて学ぶことができる巻も。






小学生以上~親向け書籍


1. 学校では教えてくれない大切なこと 32 災害を知る
www.ehonnavi.net


地震、台風、大雨、噴火、高潮…など、日本で起こる可能性のある災害について、広く網羅されています。
小学生くらいからは自分でも読めるので、家に1冊置いておきたいシリーズ。



2. 災害時に役立つサバイバル術を楽しく学ぶ 防災ピクニックが子どもを守る!


未就学児の保護者の関心が高まっている、防災ピクニック。知識はあっても、実際体験してみないといざというとき動けないことも。
本著では、家族で楽しくアウトドア経験を楽しみながら、災害時のサバイバル術を学ぶことができます。



3. 全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました


こちらもNPO法人ママプラグさんによる書籍。被災経験のあるママ・パパの知見がつまった1冊です。
家族バラバラで地震に遭ったら?真夜中の豪雨にどう備える?など、子育て家庭における具体的な対処法はぜひとも押さえておきたいですね。



4. 実践!園防災まるわかりBOOK


保育に携わる人の本向けですが、遊びの中で防災意識を育むことができる「防災あそび」や、いざというとき子どもたちを安全に誘導するための具体的な声かけなど、親としても知っておきたい内容が充実しています。



5. 命を預かる保育者の子どもを守る防災BOOK


こちらも保育者向けの内容。東日本大震災によって各地の保育園、幼稚園で何が起きていたかのルポとその検証を基に、園での防災対策についてまとめてあります。
これから保活・園活をされる方、保育園や幼稚園に子どもを通わせている方は、保護者としてどのような目線をもっておくべきかの参考にもなります。






災害が起きるのは、本当に突然のこと。


「まだ子どもは小さいし、伝えてもわからないよなぁ…」


と思ってしまいがちですが、その時々の年齢に見合った意識づけや備えは可能です。



平穏ないまだからこそ、ご家族で災害への備えについて考える時間をぜひ取られてみてくださいね。





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オトナリラボスタッフの子育てコラム「こどもとくらす」、次回もお楽しみに!



◎子育てコラム「こどもとくらす」一覧https://otonari-labo.hatenablog.com/column/2021



◎京都五条の子育てコミュニティスペース・オトナリラボotonari-labo.hatenablog.com





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