オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

【保活】それぞれの園選び&入園後にわかったこと/こどもとくらす

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こんにちは、オトナリラボの新堀です!


緊急事態宣言下、一部オンライン対応に切り替えつつ、
妊娠期~子育て家庭に向けたさまざまなテーマのイベントを開催しています。


そんな中、9月からママの復職支援『ことはたプログラム』がスタート!


第1回目ことはたセミナー「保活を考える②保育者に聞く!園選びのポイント」では、京都市内で小規模保育施設を運営している安藤先生にさまざまなお話を伺っていきます!


○ 0~2歳頃の子どもたちにとって大切な環境とは?
○ 保育園の1日って、どんな感じ?
○ 小規模園と大きな保育園と何が違うの?
○ 小規模園を卒園後、再度保活ってきついんじゃないの?


保活についての知見が得たい方はもちろん、子育て観を拡げたいママ・パパにもとってもおすすめ!


参加方法は、ことはたプログラムコース受講もしくはセミナー単発受講(3,000円)です。
これからの「子育て×働く」に大いに役立つであろう骨太の内容ですので、ぜひご参加ください!



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今回のコラムでは、現在子どもたちを保育園に通わせているオトナリラボスタッフが、


○ 保育園選びで意識したこと
○ 入園後~いまの子どもの様子
○ 保育園に入れてみて、どうだった?(親の気持ち・状況)


……について、お話します!


それぞれが保活時に優先したこと、入園後の親子の心境変化、実際の園生活の様子など、みなさんの保活に参考になる部分があると幸いです!

1. スタッフKの場合(姉妹2人・0歳入園)


0歳児入園をしてみて…

1人目妊娠時、遅くても1歳児入園で働く事をイメージしていました。
10ヶ月で途中入園の申込を行い、タイミングよく入園が決定。


保活中、妊娠時に仲良くなった方から「まだ赤ちゃんなのに保育園に行かせるなんて可哀想…3歳までは、お母さんと一緒にいた方が良いって言うやん?」と言われたことも。私はガルガル期が長く続いていた上に、子どもがまとまって寝るタイプではなかったため、メンタルが不安定な状態。何度も自問自答し心が折れ「本当に入園する道を選んでよかったのかな?」と悩み、泣きました。


保育園での勤務経験があったので色々とイメージは出来ていましたが、実際に我が子を預けるとなると感じることも多々。罪悪感もありましたし、慣らし保育初日は涙が流れ、自分を責めることもありましたが、今となっては懐かしい思い出です。


子どもがお友達と嬉しそうに関わっているのを見るととても嬉しいです。園の懇談会で、保育の様子を撮影したビデオを見られるのも安心ポイントでした。


身内に頼れない環境なので早くから保育園に頼ることになりましたが、働きながら子育てするうちに少しだけ気持ちの余裕もでき、家族の前で笑える時間が増え、我が家としては0歳児入園できてよかったと感じています。


そして、イヤイヤ期、トイトレを先生方と共有し相談できたり喜びを分かち合えるのは親としても本当に助かります。


入園後の家族の様子

我が家は、夫の変化が大きかったです。


当初、保育園の事は全て私が担当予定でしたが、今では夫が送り迎えを積極的にしてくれています。仕事の合間にお迎えに行きまた仕事に戻る日もあります(園児たちが出てきて話しかけにきてくれることがうれしい様子)。


半年後に上の子が卒園するのですが、夫はとても寂しがっています。下の子も通園しているものの、寂しさは計り知れないようです・・・


また、保育参観、保護者会、保護者参加型イベントがあるので親同士の関わりが多く、同じように働きながら子育てしている人たちとのつながりが持てたのは心強かったです。

姉妹揃って登園中!雨の日はたいへんですね…!


園選択、園の特色


保活時に意識したこと
・夫婦ともに送り迎えが現実的な立地
・アレルギー対応をどこまでしているか(内容だけでなく子のメンタル対応も/1人目は卵アレルギーだったため)
・布団リース
・お泊まり保育を体験させたい


園生活の様子
キリスト教の園なので、季節毎の礼拝行事をはじめ、園庭で流しそうめん、バイキング会食、お泊まり保育(年長)、プール遊び、クッキング、お父さんお母さんと一緒に遊ぶ会(俗にいう運動会)、園全体でのごっこ遊び(郵便屋さん、お店屋さん)、芋掘り、お餅つきと季節に応じた行事を体験。


また、3歳児からは年に数回山登りへ。年長で大文字山に登るのを目標にしているため、お散歩で沢山歩いたり、長い階段を登ります。


年中から縦割り保育になり、「自分の事は自分でしよう」という方針で、子ども自身が自分でできた時の嬉しさを実感できます。異年齢のお友達が増えるのも嬉しい様子。


年長になると小学校生活への不安が出てくる事もありますが、一緒に長く過ごしていたお兄ちゃん・お姉ちゃんが学区内におり、保護者同士で相談もできるので、親子共々安心しています。


平日に保護者参加型の保育参観、親子遠足、給食試食会に加え、保護者会があるので何かしら役をやらなければならず。仕事を休まなければいけない日が多いのは予想外でしたが、我が家としては早くから色々な情報を得たり情報交換できたりと有益でした。



2. スタッフMの場合(1歳クラスに途中入園)



保活時に意識したこと

①夫も送迎できる立地である(夫の通勤路線の駅から近い)
②見学に行ってみて「いいな」と思える雰囲気

+我が家は点数がそんなに高くないので人気園にはチャレンジしない

おむつ持ち帰りや園庭の広さ、制服の有無、施設の新しさ、連絡帳の形態…など気になるポイントはありましたが、希望を満たすのは難しいこともあり、①と②で希望順を決めました。


入園後の様子

保育園に入れて「ひとりで色々情報を集めながら子育てしている」から、「自分や夫だけで抱えるのではなく、かばんのもう片方を持ってくれる人が現れた」というような気持ちになれました。それまでは「季節のイベントも、その時必要な栄養も家庭で用意してあげないと」となってましたが、その時その時に最適なものを用意してくれて経験させてもらえたのがありがたかったです。


私は料理が苦手なので、栄養満点の給食を毎日食べてくれていることがとてもありがたく、イベントも季節ごとに色々と設定してくださって毎日楽しそうです(お寺の保育園なので花祭り、プール遊び、お泊り保育、芋掘り体験、体育館での運動会、舞台でのおゆうぎ会、全学年参加のお店屋さんごっこ、遠足に行った体験や用意されたモチーフを見ながらのお絵かき、その制作を発表する展覧会など)。

お絵描き展覧会の様子。


セミをつかめるようになったり、潜水が長くできるようになったり、苦手な野菜もみんなで育てることで食べるようになったり……家ではできない成長をしているように思います。


途中入園でしたが、次第に友達もできていき、いつも一緒にいる仲良しグループもできまて毎日楽しそうです。


また縦割りの時間も多く、上の学年・下の学年とも交流があったのも見ていて微笑ましかったです。上のお兄ちゃんたちに可愛がられ、そして下の子達をかわいがっている姿を見るのはとてもほっこりします。


小規模園に預けていた頃の話

少人数の認可外保育園に1年預けてた時期がありましたが、少人数は手厚かったなと思いました
担任の先生からしっかり報告をしていただけたり連絡帳もしっかり書いてもらえたりこちらからの相談も書いてやり取りできていました。


小規模園は運営年数が短い園が多く先生も若い方が多いこともあるのか、親の負担(荷物を手渡しで済むなど)や保育に使うツール(コットやおむつ・連絡帳)、子どもへの日々の目配り・先生とのコミュニケーションについてなど、いまの乳幼児の親世代にはちょうどいいように思いました。


気にしておくと良さそう

今は「コロナ対策」という側面も出てきているので、保育園の方針を先に聞いて納得して選ばれる方がいいのではないかなと思います。


行事をなるべくしてくれようとする園なのか、安全第一で行事が減りがちなのか、自宅保育を強めにお願いされる園なのか……園によって対応が違います。


(また、これはコロナ禍関係ないですが、土曜や大型連休に預けられるのかどうかは見学の際に確認されておくと良いと思います)



3. スタッフSの場合(2歳児入園)



保活時に意識したこと

うちは2歳児入園を目指していたので、最重要事項は「空き枠が存在するかどうか」ということ。


内容面で意識していたことは、

・1人ひとりの子どもたちの個性に寄り添った保育を掲げている
・日常を大切に過ごしてくれる


……です。


うちの娘は0歳期から2歳頃まで、どんなイベント・教室に参加しても始終母親の膝の上で微動だにしない子でした


こりゃ準備・練習が必要な行事ごとが多かったり、日々の活動の見通しが立てにくい環境だと、ストレス過多になりそうだなと…。幸い、新設園でピッタリなところが見つかり、無事入園することができました。


「大人に見せるための行事・イベントごとは行わない(運動会・おゆうぎ会など)」
「子ども・保護者・保育者の三方にとって良い保育を」


そんな説明会時の言葉通り、現在も子どもの日常に寄り添った保育をしていただいています。


園の特色/生活の様子

1学年あたりの園児数が少なく、園全体でも60名ほど。もちろん年相応のトラブルなんかはしょっちゅうですが、かなり仲良し・コミュニケーションも良好な環境。異年齢のクラスの子との付き合いも深め。本人からも、お兄ちゃん・お姉ちゃんたちの話がいっぱい出てきます。


遊具の充実した広々とした園庭……はないですが、めいっぱい砂遊び・水遊びをさせてもらっています。室内ホールでもサーキット運動や新聞紙や段ボールを思いっきり使った遊びを楽しみ、近隣の公園や各施設までよくお散歩も行っているようです。施設に対する不満を感じたことはありません。


人工芝の敷き詰められた屋上では花や野菜も育てていて、たまにキュウリやトマトを持ち帰ってきます。

屋上菜園で芋ほり体験。


うちの子は、同月齢の子どもたちと比較しても、本当にいろいろ敏感・慎重で緊張感の塊!みたいだったので、預けるときは相当ハラハラしましたし、罪悪感も多分にありました。もともと、極力子どもを近くで見ていたかった気持ちが強かったこともありまして。


ですが、「不安だから抱っこしていてほしい」「いまはこれに参加したくない、見ているだけがいい」といった子どもの意向をちゃんと受け止め尊重してくれる先生方のおかげで、いまでは「保育園大好き!」です。


先生方にも、同クラスの保護者の方にも「○○ちゃん、この1年ですっごく明るくなりましたね!」と言われます。いまだに慣れない場所に行くと、普段のおしゃべりっぷりが嘘のように大人しい幼児になってしまうのですが、園は家庭と等しく彼女の素を出せる場所になっているようでなによりです。


親以外の大人・子どもたちとこれだけコミュニケーションをとる機会を設けることは、家庭保育だと困難だったでしょうし、いまは圧倒的に「保育園に行かせてよかった」というか、行かせなければよかった……はゼロです。


あと、連絡帳はアプリを使用しており、いつも午後には保育の様子がテキスト(ときどき写真も)で届くので、仕事中にほっこりしています。娘の様子や発言なども書き留めていただいており、よく見てもらえていることがわかって嬉しいです。

子どもの様子がよくわかるお帳面で安心できます。


S宅の園生活初期の様子はこちらのコラム記事から



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保育園を選ぶ基準は、本当に人それぞれ。
とにかく復職せねばならず、入れる場所を探すことだけで精一杯!という方もいらっしゃいますよね。


ですが、

保育って何を目的にしているの?
本来小さな子どもの育ちに大切なことは?


……を押さえておくと、いざ入園後に困りごとが出てきたとき、どう判断・対処していけばいいか、保育園の先生とどうコミュニケーションをとっていったらいいか、どう子どもをどうフォローするかを考えるのに役に立ちます。


保活は間違いなく大仕事ではありますが、本当に大変な生活が始まるのは入園・復職後


親子ともによい園生活を送ることができるよう、オトナリラボは応援しています。



↓ イベントはこちら!
otonari-labo.hatenablog.com



お問合せもお気軽に!

皆様のご参加お待ちしていますー!









オトナリラボスタッフの子育てコラム「こどもとくらす」、次回もお楽しみに!



◎子育てコラム「こどもとくらす」一覧otonari-labo.hatenablog.com



◎京都五条の子育てコミュニティスペース・オトナリラボotonari-labo.hatenablog.com





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