こんにちは、オトナリラボです。
先日は、救命講習の受講のため、スタッフ一同で京都市市民防災センターを訪問しました!
全員受講経験はありますが、コロナ禍も挟んだため、実地での講習は久しぶりとなります。連携してお子さんたちの安全を守る行動がすぐにとれるよう、あらためてしっかり学んできました。
京都市市民防災センターは、西九条(南区)にあります。
近鉄「十条駅」から徒歩8分の距離。
大きな交差点カドにあるので、初めて訪れても見つけやすい場所にあります。
今回スタッフが受講したのは、京都市消防局の普通救命講習Ⅲ。
主に成人に対する応急処置を学ぶ普通救命講習Ⅰに対して、Ⅲは小児・乳児に対する心肺蘇生法が中心です。
普通救命講習は、実地3時間のものと、事前にe-ラーニングでの学習(約1時間)+実地での講習2時間で受講できるものがあります。
ちなみに、e-ラーニングで視聴した動画は、誰でも視聴することができます。
講習を受けに行く時間はないけれど、ちょっとでも学んでみたい……という方は、ぜひ!
レクチャーを受けながら、小児・乳児の人形で、心肺蘇生(胸部圧迫・人工呼吸)とAEDの使い方を繰り返し練習します。
乳児・小児で異なる胸部圧迫や人工呼吸、気道確保の方法、AEDのモード切り替えやパットの貼り付け位置の違い、その他細かな留意点を確認しながら、即行動できるように身体の動きに落としていきます。
その他、喉に異物がつまってしまったときの背部叩打法や腹部突き上げ法、止血の方法なども学びました。
動画視聴だけでもかなり学びは多かったのですが、座学のそれと、実際に動いてみるのとでは、やはり感覚がまったく違います。何度もシミュレーションしておかないと、咄嗟の判断と動きにはつながらないものですね。学んだものを持ち帰って、あらためてオトナリラボでも訓練を行おうと思いました。
「人工呼吸を行う際は、額に添えている側の肘をつくことで胸の動き(膨らんでいるか)を確認しやすくなる」「背部叩打法の強さは、5歳児でも最低このくらい(※想像よりかなり強いものでした)」など、動画やテキストでは拾えない具体的な注意点を消防局の職員さんから聞けたのも、たいへんためになりました。
終了後は、地震や強風などの災害を実際にシミュレートできる体験施設も、いくつか巡ってきました。
各ブースでタイムスケジュールは決まっていますが、予約なしでさまざまな体験を行うことができます。固定電話や公衆電話での通報や、ミニ消防車やヘリに乗ることのきる自由体験ブースもあって、小さなお子さんでも楽しみながら学べるものがたくさん。
地震体験などは、強度を調整することで、未就学児さんでも体験することができるとのことでした。小学3年生以上であれば、消火器の使い方なども実際に教わることができます。
帰宅後、小学1年生のわが子に防災センターのことを話すと、「行ってみたい!」と乗り気でした。園や学校、家庭でいろいろと話は聞いているものの、実際に体験してはじめてわかる怖さ・危機意識はあると思うので、関心を抱いているタイミングで連れて行ってやりたいですね。
夏前のこの時期は、園や学校の先生たちを中心に、各所で積極的に講習を受けられています。水遊びやプール、キャンプなどの野外活動なども盛んになり、子どもの事故が増える時期。子育て中のみなさんも、ぜひ一度、事故防止や救命措置、防災について、ご家族で見直す機会をもっていただければ幸いです。
この度の体験を踏まえて、7月度の親子クラブ(0-2歳対象)では、子育て家庭の「夏の過ごし方」についてお話をしていきます!
夏の子育ては、気をつけたいことがいっぱい!熱中症や脱水、UV対策。虫さされ予防に、食中毒。とくに初めての育児で「こういうとき、どうすればいいの?」「どんなアイテムを使えばいいの?」とわからないことがある親御さん、ぜひご参加ください。
⇩イベント詳細はこちら
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「救命講座、興味はあるけどまだ受講したことなくて……」「受講の仕方を知りたい!もっと様子が知りたい!」という方は、いろいろお話させていただきますので、お気軽にスタッフまでお声かけくださいね!
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