オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

いつから触れさせる?幼児期の図鑑・百科事典 S/こどもとくらす

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ことばの発達を促すためには、コミュニケーションを楽しむ気持ちが育まれていることが前提になってきます。


そんなとき、親子の好奇心を刺激し、話題のとっかかりとして役に立つのが、図鑑や百科事典!


幼児期のこどもにとっては、絵本も図鑑もコミュニケーションの道具。親子のやりとりの幅を拡げてくれます。



今回は、スタッフ新堀宅の図鑑事情を主軸に、図鑑・百科事典をおうちに導入することの利点をお伝えしていきます。






何歳頃から図鑑に触れさせる?



うちの子にはまだ早いんじゃない?と思われるかもしれませんが、1歳半~2歳前後に初めての図鑑を導入して、親子で楽しんでいる家庭も少なくありません。


乳幼児向けのライトな図鑑はもちろん、小学館NEO・講談社MOVE・学研LIVEあたりの大型図鑑も案外早い時期から楽しめます。


日常の中で親しんでいる果物や野菜などを題材としたものだと、「あ!これ見たことある!」というように反応してくれます。家の中にある実物と見比べてみるのもよいですね。


お子さんの「好き」が見えてきたら、乗り物が好きなお子さんには乗り物の図鑑を、道端の標識や看板が気になるお子さんにはマークの図鑑を、プリンセスにときめいているお子さんにはディズニーの図鑑や服飾図鑑を……と、その時々の興味関心にあわせたものを揃えていくと楽しんでくれますね。



我が家の図鑑事情


赤ちゃん図鑑


子どもが0歳6ヶ月くらいのときに、他の絵本たちとともに赤ちゃん向け図鑑を買いました。


↑現在どこも再入荷待ちのようで、高値になっているタイミングもあるようです(21年9月時点)



表示がふっくらしていて赤ちゃんにも優しく、背景が色で区切られているので1つひとつのモノが視認しやすそうでした。
自分で本棚から引き出してきては「これは?これは?」と聞いてくるようになり、2歳になる前には、載っているモノの名前をほとんど言えるようになっていました。


また、我が家は0歳期からこどもちゃれんじを受講しているのですが、その付録である音のでる図鑑、パズルになっている図鑑は死ぬほど使い倒していました。

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こどもちゃれんじはメイン冊子にも毎号いろんなテーマのことばが載っていて、図鑑代わりになりました。



写真のようなイラストを楽しめる絵本

図鑑ではありませんが、身の回りの動植物や自然がテーマの絵本もよく読んでいました。


季節の花や、その時々関心のあるモノ(たとえばシャボン玉、どんぐり、パンなど)がテーマになったものを買ってきたり、図書館で借りたり。


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ちいさなかがくのともシリーズ、安価なのに質がとっても良いです


まだしっかりした図鑑には関心がないみたい、興味のあるモノが限られている……というお子さんには、こうした絵本から入られるのもオススメです。




はじめての大型図鑑


我が家で一番最初に導入した大型図鑑は、学研LIVEの「宇宙」。
宇宙 | 図鑑の中を見てみよう! | 学研の図鑑LIVE|学研の図鑑


これは完全に親が欲しくて買っただけのものでしたが、我々がたのしそうに読んでいたら娘(当時1歳半)も興味津々で、わんわん・にゃーにゃーに混じって「ちきゅう」「どしぇ(土星)」など覚えてしまいました。親が楽しそうにしゃべっていることばはどんどん拾っていきますよね。


あわせて付属のDVDやYoutubeにある天体の映像などを一緒に見ていたらますます好きになったようで、自分から「宇宙見たい!」と言うように。


その後、子どもの関心に沿ったものや親が読みたいものをポチポチ買っています。


我が家にある図鑑は小学館NEOが多いですが、とくに同出版社で揃える意図はなく、各テーマごとに比較検討して良いなと思ったものを選択しています。いまはDVDが付属している場合がほとんどなので、映像のタイプで選んでみるのもよいですね。


娘がとくに好きなジャンルができたら、出版社別に全部揃えてみるのもいいかなと思ってます。



まず最初に百科事典!もオススメ


こどもが2歳になるかならないか……くらいのタイミングで「ピクチャペディア」という百科事典を購入しました。

www.kawade.co.jp


まだ特別関心のあるジャンルがはっきりしない年齢だったので、とりあえずいろんなテーマが詰まったものを、ということで。


まったく幼児向けではないのですが、私たちがペラペラめくっていると「これ何?」と指差しながら載っているモノの名称を訪ねてきたり、「これ好き!」「これ怖い!」などと感想を述べてみたり。


もうすぐ3歳になる現在も愛読中で、お気に入りのページもある様子(いまは「卵」のページと「宝石」のページが好き)。


上記以外にも素敵な百科事典はたくさんあるので、レイアウトや掲載テーマを見比べて良いと思われたものを1冊置いてみるとよいかなと思います。何より、親が楽しめるので……!

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現在我が家にある大型図鑑・百科事典

図鑑はことばの発達にもよい?



言葉の発達を促すために、二者がちょうどいい間隔で交代しながら会話するのがよい、と言われています。


低年齢のお子さま相手だと、どうしても親が一方的に話かけることが多くなりがちなのですが、絵本や図鑑を見ながら質問をしたりされたり……をすることで、適度な間隔で交代しつつ会話を行うことができます。



子「お母さんはどれがすき?」
親「うーん、これかな。〇〇は?」
子「〇〇はこれ!」
親「これはなんだろうね?」
子「なんだろうねー?××かなぁ」



……という風に。


低年齢の頃から、一緒のものに視線と関心を向けながらのおしゃべりをするのは、コミュニケーション能力の醸成にとってもオススメです。


子どもが関心を示したモノや事柄に共感を示したり、わかりやすく言葉を添えてあげることは、子どもの好奇心を伸ばしていくことにもつながりますしね。



ただ、親が一方的に「教え込もうと」「長々と説明」したり、モノの名前を覚えさせようと「繰り返し言わせ」たりしていると、子どもの気持ちが離れてしまうかもしれません!


あと、親が「学んでほしい」「覚えてほしい」と思ったテーマのものばかりになってしまったりすると、それはちょっと退屈ですよね。自然科学の図鑑だけではなく、何かのキャラクター図鑑なども同列に良いものだと思っています。


イラストより写真のほうがいいのでは?と聞かれることもあるのですが、それも結局どちらのほうが現在のお子さんが情報として受け取りやすいか、を考えてあげるのがよいのではないでしょうか。
(小学校・中学校の受験対策に、ということだとまた話は変わってきますが)



お子さんの興味・関心に沿って、図鑑に触れることができるとよいですね。



イベント案内(※実施終了)


■10/16(金)「どうする?こどもの"ことば"の育て方」


otonari-labo.hatenablog.com




~~こどもの言葉の発達、気になっていませんか?~~


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からだの発達以上に個人差が大きい、ことばの発達。
周りの子と比べて不安になったり、何か特別なことをしたほうがいいのでは……と悩んでしまうこともありますよね。


乳幼児期のことばの獲得の順序を知ったうえで、ことばの発達に深く関わる環境について考えていきます。


同じような関心や悩みをもつお母さん・お父さんの意見交換、気持ちの共有の場としても。



オンライン参加も可能!外出が難しい方、遠方にいらっしゃる方もぜひお気軽にお申込みください♬










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オトナリラボスタッフの子育てコラム「こどもとくらす」次回もお楽しみに!




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