オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

我が家のおうち英語事情 S/こどもとくらす

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こんにちは、オトナリラボスタッフの新堀です!


故障した洗濯乾燥機の修理待ち中で、毎日手洗い&コインランドリー通いを強いられているのですが、そろそろ心が折れそうです。




今週末8/22(土) 子育て座談会「どうする?こどもの英語教育」を開催します(来場・オンライン同時開催)。



イベント実施に先立って、我が家のゆる~いこども英語事情についてお話してみようと思います♬



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近頃、「おうち英語」というワードを耳にすることが増えました。


教育に対する感度の高い保護者さんの中には、聞いたことがある、また何らかの形で実践しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


「おうち英語」とは?


英会話スクールなどに通わずに、家庭においてママ・パパが子どもに英語を教える(触れさせる)スタイルの教育のことです。


幼児向け教材をフルセットで購入して取り組まれる家庭、英語に親しみを感じてほしい(苦手意識を持たないでほしい)ということでライトな関わり方をしている家庭、いろいろありますね。


実際に、この「おうち英語」だけで英語力がついた、英検取得に結びついた、というお子さんもいらっしゃいます。


教材を選定したり、カリキュラムを練ったり、軌道に載せたりを親の力でやらなきゃいけないのでそうした労力はかかりますが、教室などに通うよりもコストは押さえられますし、おうち時間を有意義にすることができますよね。


情報や周囲の評価などに振り回されず、エゴを押し付けず、子どもと向き合ったうえで取り組むことができれば、親子ともに得るものはある(英語力以外においても)のではないかな~と感じています。



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我が家も、子どもとの関わりの中でほんのり英語を取り入れています。


英語に限らずの話ですが、「子どもに対して〇〇ができるようになってほしいという理想像を極力持たず」に「当人が好奇心を抱くかもしれないモノを手が届く範囲に置いておく」……というのが我が家の子育ての方針です。


なので、言語としての英語習得をさせたい、みたいなことは意識せず、どちらかというと自分が親しんでいる日本語以外のことばの音やリズムを単純に楽しむだとか、他言語を使用する文化圏があるんだなということをうっすら知っていくだとか、そういう方向性に繋がっていけば楽しいかな~~~という気持ちで、後述のコンテンツを取り入れています。



親の語学スペック


私は学生時代、外国語学部に在籍していたのですが、専攻はイタリア語です。あえてニッチな言語を選択していることからもわかるように、英語に関しては取り立てて関心を持っていませんでした。


中高生への受験英語指導経験があったり、今も英語の文献などを読む機会が多少あったりで、そのあたりに関してはまぁ……頑張れば……というレベルですが、会話となると最近使用する機会がほぼないので相当怪しいです。どちらかというと、子どもよりも自分の英語力をどうにかしたい気持ちのほうが強く、それに子ども向けの教材やコンテンツを体よく利用しているという感じですね……!


夫に至っては、外国人スタッフに囲まれて仕事しているくせに英語力は中学1年生程度です。社内特有の謎イングリッシュとフィーリングで10年超切り抜けており、英語を勉強しようという気持ちはすがすがしいほどありません。ただ、外国にルーツのある方とのコミュニケーション量は、私よりも圧倒的に多いので、すごいな~と思っています。



娘と英語


うちの娘は、現在2歳8ヶ月。


「日本語の童謡・絵本ばかりで遊んでいると親が飽きるから」「英語の絵本を読んだり童謡を歌ったりしていると、親が口慣らしができるから」という、完全に私都合の理由により、0歳の頃から英語に触れています。


・英語教材(こどもちゃれんじEnglish/隔月通信教材)
・外国語の童謡
・外国語の絵本
・Youtubeなどの外国語アニメーション


触れているものは、だいたいこんな感じ。


嫌がることもなく、日本語の遊びと同様に楽しんでいるようです。


気まぐれに簡単な英語で話しかけると、理解はしているようですがだいたい日本語で答えます。


日本語に関しては、助詞・副詞を交えてこなれた表現を使いこなすまでになってきました。


母語と他言語の区別もしっかりついているようですが、だからといって英語を嫌がることもなく、英語の歌を口ずさんだり、英語で数字や身体の部位を言ってみたり、これ英語でなんて言うの?と聞いてきたりします。


これは0歳台から英語に触れさせた成果なのか、はたまた単純にことば全体への関心が高まっているからなのかはハッキリしませんが、身の回りに他言語がある環境は良い刺激になっていそうです。




◆英語教材(こどもちゃれんじEnglish)

うちの娘はしまじろうが大好き。通常のこどもちゃれんじを0歳台から利用していたのですが、英語も会員価格ではじめることができるので、+αで受講するか~と、軽い気持ちで始めました。


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こどもちゃれんじEnglishはオールイングリッシュではなく、日本語も登場します。すでにおうち英語をされている方、英語に多く触れてほしい方にはちょっと物足りないかもですが、日本語がしっかり出てきている2~3歳以降のお子さんは、英語しか出てこないモノよりとっつきやすいかもしれませんね。


ご両親もしくはどちらかの親御さんが英語話者である……など、家庭での会話が他言語に寄りがちだけど子どもを日本語に触れさせたい、というご家庭にもオススメできる教材かなと思います。


幼児英語教材というのは、基本的に幼児の発達にあわせた遊び方ができるように設計されています。なので、英語を教える・学ぶ……というよりは、遊ぶのに英語というツールを使う、という感覚で使用することができます。おうち遊びを助けてくれるアイテムとして優秀ですね。


教材の開始は1歳になる年齢から。2歳代の現在まで継続受講していますが、愛着のあるキャラクターとともに、マザーグースや英語の音に親しみ、年齢に即したリズム遊びなどもDVD映像で楽しめるので、使い勝手はよいです。


我が家の方針と経済状況的に、ボリュームのある英語セット教材の購入は必要ない(お金の使いどころではない)かな~ということで見送りました。代表格であるDWEやWKEに関しては、教材(乳幼児期の遊びに取り入れるツール)としては魅力的だなと思います。


実は上記英語教材には前職でガッツリ関わっていたので、特徴や比較、取り組み方などについてお話できます!関心のあるかたはぜひ週末のイベントへー!



◆外国語の童謡

こどもちゃれんじEnglishで触れる英語の童謡をきっかけに、私もいろいろな歌を知りたくなって、YouTubeで探してレパートリーを増やしました。


日本語の童謡と違って、乳幼児向けとされる歌でも口がもつれてしまうので、娘と一緒に音を聴きながらわりと必死に練習しました。


英語のオノマトペとか、幼児が親しむ日常ことばなんかを知ることができるので面白いですね。


いま娘が好んで口ずさんでいるのは「One little finger」「Finger Family」「This is the way」「Old MacDnald had a farm」あたりです。



◆外国語の絵本

海外の絵本は、日本のそれと絵やストーリーのテイストが違うので、娘にいろんな文化的経験をしてほしいという気持ちもあって、取り入れています。

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家にある英語絵本は20冊程度。ボードブック・仕掛け絵本が多めです。

日本語の絵本・英語の絵本の区別をつけずに遊びの中に組み込んでおり、こっちが読み聞かせするタイミングでチョイスしたり、娘が自発的に持ってきたり。


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小さい子向けの絵本だから単語も簡単……と思いきや、知らない動物の名前とかオノマトペ、幼児語がポンポン出てくるので、逐一調べながら対応しています。大人の勉強にもなりますね。


おうち英語界隈では、英語の発音に自身がなくても親がどんどん読み聞かせしたほうがいい!という意見と、反対に英語ができないなら一切読み聞かせしないでネイティブ音源に頼ったほうがいい!という意見があったりするようですが、個人的には親子ともに楽しめるならどういう方式でもいいのではないかなと思います。


最近の親子のお気に入りは、usborne社の仕掛け絵本です。ボードブックかつめくる仕掛け付きなので、低年齢からたのしめます。




◆Youtubeなどの動画アニメーション

英語の公式YouTubeコンテンツ、こんなに無料で観れちゃっていいの……?ってなるくらい豊富ですよね。そして映像のクオリティも高い。


童謡の内容をストーリー仕立てのアニメーションで表現してくれるので、英語を知らない親や子どもでもなんとなく内容がわかって、とっつきやすいですよね。


Pinkfong、Cocomelon, Super simple song あたりの歌メインのチャンネルを好んで見ており、頻繁に「ABC見たい(英語の何かが見たい)!」と声をかけてきます。リズム体操系の遊びが好きなので、ダンスや振りなどを一生懸命マネしています。


とくに歌・リズム遊びなどに関しては、日本語も英語も、当人にとって違いがないんだろうな~という感じで、日本語の補助や説明なしに楽しめています。


ファミリー・キッズ向けの英会話チャンネル(バイリンガルベイビーなど)も一緒に見ていますが、これは主に親の語彙力・表現力増強に役に立っています。子育てシーンで使える生きた英語表現を知ることができるので、こうした動画はおうち英語に取り組む層や、保育教育現場で英語を使う可能性のある人間にとってはありがたいですね。





……とまあ、このような感じです。


我が家に置いて英語は、あくまで娘との時間を有意義に楽しくしてくれるコンテンツのひとつ。


この感じだと、よほど天性の語学センスがない限り英語力はとくに身に付かないと思うのですけど、そこから先は当人のモチベーションと必然性に任せようと思います。




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◎8/22(土)10時~「どうする?こどもの英語教育」


幼児期の英語教育、気になるけど始め方がわからない。そもそも必要性(効果)があるのかを知りたい。そんな方にオススメです。


家庭においてはゆる~い英語しかしていませんが、前職では幼児向け英語教材のコンサルをしていた経験もありますので、とっかかりとして何をしたらいい?英語教材の選び方は?幅を広げるには?……などのご質問にお答えすることができます。


幼少期から英語に取り組ませる気はとくにないけれど、いまの学校英語教育事情を聞いておきたいという方もぜひ!


幼児期から英語に触れることを、否定せず、過度に肯定せず、できるだけフラットにお話する会にしたいと考えています。


気になる方は、ぜひお気軽にお申込みくださいね!


↓イベント詳細はコチラ
otonari-labo.hatenablog.com






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