オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

我が家の子育てとことばの話 ~2歳児編~S/こどもとくらす

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こんにちは、オトナリラボスタッフの新堀(しんぼり)です。



2月も後半戦に突入しましたね。
私は保育所の4月入所の合否発表にソワソワしはじめています。


京都市においては、利用調整結果通知の郵送が3月初旬(2月末発送)なのです。えっ、遅くない!?と、他自治体の友人たちにびっくりされています。
(※2021年度より、4月度入所の利用調整結果通知は2月上旬の発表となっています)




さて、そんな親の憂いを知る由もなく、毎日元気に遊びたくっている我が家の2歳児。


おしゃべりもだいぶ滑らかになってきて、いろいろなモノを指差しては「これはなに?」を聞くのが大ブーム。


1歳台から出てくるようになった質問ですが、近頃は1日100回は聞かれるので(※誇張表現ではありません)、頼むから勘弁してくれーーーーー!!!!と叫びだしたい日もありますが、娘が言語で世界を捉えることが楽しんでいるというのは喜ばしいことなので、可能な限り丁寧に答えるようにしています。可能な限りね。



子どもの「なに?」「なぜ?」に付き合っていると、大人の語彙増強にもなりますね!


先日お散歩中に溝の蓋の名称を問われ(「みぞ の ふた」では納得が得られず)、検索してみたところ、あの銀色の格子状になっている溝蓋は「グレーチング」と呼ばれるものだということを知りました。英語でgrating、“格子”の意味があるそう。土建屋の娘なのに知りませんでした。





1歳半過ぎから二語文・多語文をバンバン使い出し、発語に関してはちょっと早め~平均的かなぁという感じなうちの幼児。遊びの中でも、音だったり、ことばだったりへの関心は強い方なのかなー?という印象でした。


語りかけや絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションの一環として乳児期から楽しんでいますが、これらが子どもの言語発達に対して明確なプラスをもたらしているのかは簡単に測れないので、現時点ではなんとも……というところです。


効果はさておき、もともと私が絵本大好きなので、図書館で毎月ガッツリ借りつつ、家の蔵書も無限増殖状態。



絵本を選ぶのが苦手、時間がない……という方には、絵本の定期購読サービスもおすすめですね。私も、自分が選んでいると自身の趣味が反映されすぎてしまうので、あえて定期購読サービスも利用しています。



福音館の月刊誌(こどものとも等)
www.fukuinkan.co.jp

↑「こどものとも 年少版」「ちいさなかがくのとも」の定期購読をしています。安価なのに良質……!


ワールドライブラリー・パーソナル
www.worldlibrary.co.jp

↑さまざまな国の翻訳絵本が届きます。書店で見かけることのないものが届くので満足。




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オトナリスタッフで選んだ乳幼児絵本。オノマトペの響きやリズムが心地よいです。





また、親子ともにEテレとYouTubeが好きなので、常識の範囲内でガンガン視聴しています。娘はこどもちゃれんじのDVDも大好き。



幼児期のメディア視聴そのものをネガティブに捉える声もありますが、近年の研究では、

「テレビの視聴時間が子どもの問題行動との直接的な因果関係は見られない」
「子どもの年齢にふさわしい教育的内容であれば、ポジティブな影響がある(逆もしかり)」


……といった結果が出ているようです。


一方、低年齢期はとくに「ことばを獲得できるのは、あくまで生身の人間からのみ」という研究もあります。よく英語教育の是非についてでも耳にしますよね。



我が家では、絵本も外遊びも映像コンテンツも、親子のコミュニケーションツールとしてバランスよく使っていければ問題ない、という認識です。



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最近のお気に入りは「にほんごであそぼ」のDVD。わらべうたが好きな様子。



しかし、娘の発話スピードが標準的だったのは、ちょっと意外なことでした。というのも、私自身が2歳までほとんど発語がなく、1歳半健診でひっかかるタイプの幼児だったからです。


ことばの理解は進んでいたけれど、何らかの理由で発話がついてきていなかったようです。「言われていることはわかるし、頭では色々考えていたけれど、おしゃべり(発話)につながっていない」という状態。なお、喋りだしてからは、うるさいくらいにおしゃべりになりました。


ちなみに、私の母親は私よりよっぽどお話が上手く、乳幼児にそれは丁寧に話しかけるようなタイプで、かつ祖父母と同居していたために、私は赤ちゃんの頃から常に生身の人間とコミュニケーションをとっている状態でした。


親や周囲の大人の関わり方に左右される要素もあるのでしょうが、前述のとおり、私と娘の生育環境に大きな差があるとは言い難いので、まぁこの辺りは本当に個人差が大きいというか、本人の個性や特性と環境の相互作用ってことなのだろうな~と感じます。




子どもの発語の遅れについて支援センターで相談をしたら、「お母さんがもっと話しかけてあげないと」「テレビを見せると発達がおかしくなる」と怒られ、他所で相談したら「お母さん気にしすぎ!そのうち話すようになるから!」とサクッと流された……という友人知人の話を聞いたことがあります。


子育て関連のセミナーなんかでも、ことばの発達については「お母さんの語りかけが大事」「絵本の素晴らしい効果」「テレビやタブレット、スマホは悪!」……といった文脈のお話は頻繁に聞くのだけれど、その根拠となるデータや言語発達についての正確な情報などが提供されることは少なく。


そして有効な教材や、詳細な評価をしてくれる専門家に結びつくには、自力で情報を得に行かねばならない……という、不安感やお悩みを抱えているママ・パパにはしんどい現状があります。



ただ、最近は、子どもの発達の専門家の方がSNSやブログを通して、情報の発信をされるようになってきました。


ことばの発達に関して、とってもわかりやすい発信をしている、言語聴覚士・なな先生のインスタです。


貴重な情報がわかりやすいポストにまとめられているのでオススメ!


育児書を読むにも時間がない、相談に行くのは少し気が引ける……というとき、こうしたアクセスしやすい場所にしっかりした情報があると、子育て中のママ・パパにとってはとっても頼もしいですよね😌





オトナリラボでは、月イチで「どうする?子育て座談会シリーズ」を実施しています。


子育てのなかで、ちょっと気になるけど周囲のママ友に相談するには抵抗がある・どこで情報を得ればよいのかわからないことがある……。


そんな声にお応えするための座談会イベントです💡



その中で「こどもの言語発達」をテーマにしたものも開催していますので、ぜひタイミングが合えばご参加くださいね♪



↓New☆
otonari-labo.hatenablog.com


↓過去開催分
otonari-labo.hatenablog.com
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オトナリラボスタッフの子育てコラム「こどもとくらす」次回もお楽しみに!


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