オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

2/23 「おもちゃの遊び方&小1の壁ってなんだろう」レポート

2月23日(土)のオトナリラボは、午前中にオトナリラボ保育・リトミック教室の先生として活躍されているOlu’oluリズム広場・西浦史先生による「おもちゃの遊び方」講座、午後からは「小1の壁ってなんだろう」と題して、小学生の子育てと仕事のお話会を催しました。


「おもちゃの遊び方」はみんなちがって、みんないい♪

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「オトナリラボにあるおもちゃって、みんなそこそこ遊んでくれてるけど、どんな遊び方ができるだろうか?なんとなく、子どもそれぞれが関心をもつおもちゃを選んで遊んでるけど、こういう遊び方で良いのかな?」
子育て目線というより、保育の目線で西浦先生と話していたのが始まりでした。
そのうちスタッフも自分の子どものおもちゃ選びや、一緒にどうやって遊んだらいいか悩んでいるという話しになり…。

西浦先生はリトミックだけでなく「おもちゃコーディネーター」の勉強もされていて、そんな私たちの疑問を一緒に考える「おもちゃの遊び方」講座をしよう!ということになりました。

大人っていつのまにか子どもの頃の気持ちを忘れてしまってます。
おもちゃを手にとっても、大人目線では「何が楽しいの?」と思ったり、「こうやって遊ぶもの」と意識しすぎたり。

今回の講座の中では、あえて大人だけでおもちゃに向き合う時間をもうけ、子どもの気持ちに立ち返って、真剣にあそぶ!という場面もありました。
遊びに正解はありません。ひとりひとりが「楽しい、おもしろい!」と思うのが大事。そこに発達や教育が付いて来たりもしますね。というお話もあったり。

2時間では伝えきれないこともあったかなと思うので、また機会をみて企画してみましょう!
あそびを通じて、こどもたちの世界が広がると良いなあ,と思います。

イベント当日の様子を「みんな違ってみんないい」と題したブログで西浦先生がレポートされています。
rhythmusic.amebaownd.com


「小1の壁」なにを不安に思っているか、ということ

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子育てと仕事、というと、子どもが産まれて乳幼児期の子育てと、復帰からの働き方のようなイメージがありますが、小学校に上がってからも「子育てと仕事」は続きます。
案外それからの方が別の意味で大変なのかもしれません。

今回は、これから小学校に上がるお子さんのご両親一組、小2と幼児さんのママ、中2・小6の母である私で、小学校生活のこと、仕事のこと(は少なめだったかな)などお話しました!

その中で印象に残ったお話をいくつか。

「私自身が小学校が怖くて」と相談にこられたママから。自分自身に良い記憶がないということで、子どもの「小1」に不安を感じているそうです。
気持ちはよく分かるけれど、小学校に行くのは子ども自身。ママではない。でもママは子どもの性格や気持ちをよく分かっているから、子どもが感じて来た事を受け止めて上げたら大丈夫。
そんなお話から始まりました。


保育園の間は、こどもに寄り添ってくれる先生が細かなこともお話してくれるけれど、小学校になるとそこまで細かくは見てくれない。先生一人に対しての人数が大きいですからね。

先生から聞く話は「ここが違う、出来ていない」という指摘が多いように思う事が多く、親が責められているような、子どもが落ちこぼれであるような気持ちになってきます。

子ども自身の捉え方が「先生」か「親」に偏ると、子どもの良いところを見失いがち。
出来るだけ多方向から捉えられるように、お友達の親や近所の人、学童の先生、習い事の先生など出来るだけいろいろな人に関わってもらい、いろいろな捉え方から「この子の良い所を認める」ということを心がけている。というお話がありました。
いきなりたくさんの人と関わるのは難しいと思うので、少しずつ味方を増やしていきましょう。
それから、関わる事や話す事が相手にとって迷惑かも、と思わなくても良い。きっと快く見守ってくれていると思いますよ。


もう一つ「人は好きな事でセンス(感性)が育つ」ということ。
小学校の時代はそれにぴったり。

勉強だけではなく、小学校時代には友達やレクレーションや地域行事などいろいろな活動があって、これは好き・嫌いと子ども自身も選ぶようになります。
出来る事、もっとやりたい事が出てくると習い事にしてみたり。
そうやって探求する中でこそ、将来大人になって役立つ「感性」が育つ。
大人が押し付けたり矯正する習い事ではなく(親の望みもあると思いますが)、自分から能動的に取り組むものが見つかったら、思いっきりやらせて上げるといいよね!というお話でした。


どれも「自分らしさを育てる」お話だったな、と振り返って思います。
大人だけでなく、子どもの頃から「自分らしくある」ことを大事に。

子どもの間は、ついつい大人が守ってあげないと、と子どもに強く与えすぎる感じがあります。
もちろんそれが必要な場面もありますが、子ども自身に選ばせてあげること、選びやすいように導いていく、見守ることも大切だなあ。改めて考えたお話会になりました。

ついでに、オトナリラボ代表の芳野が「小1の壁」について書いたnoteです。
note.mu


さて、オトナリラボではこんな感じで小さなお話会から講座までいろいろやっていますが、4月以降は特に決まってません!

こんな講座や座談会に参加したい、ご提案やリクエスト大募集中です。
メールでもラインでも、お気軽にお声かけください〜