京都の路地と町家。
こんにちは、オトナリラボの芳野です。
本日発行の京都市民新聞、1面から3面までの特集は「路地と町家」でした!
京都らしい風情を感じるまち並みの一つですね。
オトナリラボ の家も路地奥にある町家です。そして、その市民新聞の特集で写真を使ってもらいました。
路地の入り口と、活用事例として中の利用の様子を掲載してもらってます。
オトナリラボの中の写真って、一見、え?町家なの?と思われるかもしれませんが、この家はおよそ100年前から建ってる京町家づくりの町家です。そこを昨年8月から2ヶ月かけて大幅リフォームしました。
景観を良く、住みやすく。
ビフォーアフターでご紹介しましょう。
左がリフォーム前、右がリフォーム後。
外観
外壁を塗り直し、扉は枠を作り直して、ガラスは古い物を使ってます。
2Fの窓は、住みやすさ優先でサッシ窓ですが、大きさは昔のままですね。
2F
リフォーム前の2Fは天井が低くて、床が斜めで踏み抜きそう…と言う状態でした。大きな窓からの日差しで明るい部屋なのは昔から変わらないです。
リフォームで床の構造をしっかりさせて、天井を出来るだけ高くしました。背の高い方でも圧迫感のない空間になりました。
路地
リフォーム前、夜に撮った写真で余計に怖い…壁が木の板張りだったんですが、裾の方がはがれてきて、雨が降ると中の土が出てくるという状態でした。リフォームでは土壁の湿気だまり対策や、構造的な補強もして、金属製の壁板を張りました。暗い路地ですがあえてシックな濃い茶色の壁になっています。
この路地はトンネル路地といって、路地の天井の上は表の家の部屋になります。
昔は路地の入口に引き戸があったんだな、とか、レトロな消火栓が昔の面影を残しています。
古くて新しいオトナリラボの路地と町家、関心持たれましたら、是非見に来てください。
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