オトナリラボ blog

オトナリラボは、パパ・ママが子連れでやりたいことに取り組める場所。 保育スタッフに子どもを見守ってもらいながら仕事をしたり、ゆっくり読書をしたり、時には子どもと遊んだり。コワーキングスペースとして、親子で楽しめる遊び場としてご利用いただけます。 パパ・ママの心のオトナリにいつもある、そんな存在を目指しています。

あけましておめでとうございます*オトナリラボ2019

f:id:otonari-labo:20190102220906j:plain:w500


新年、あけましておめでとうございます!


子育てと働くこと、どちらも自分らしく楽しもう。

親子コワーキングスペース・イベント・講座など、今年も心を込めて活動していきたいと思います。


*****

オトナリラボ・芳野です。

昨年2018年、オトナリラボをプレオープン/正式オープンしました。
1人でコンセプトや事業内容に思いを巡らせた2017年。共感してくれる方、協力・共創したいという方々と少しずつ繋がり、2018年は見守り保育付きコワーキングスペースとして、また親子向けイベント・講座の企画開催などを行って来ました。


「「子育て」と「働くこと」は分断して考えられがち。」
私自身が10年ちょっと「子育てしながら仕事」をしている中で感じ続けていたことです。

女性は子どもを産んでお母さんになると「母親らしさ」や「子育ての順調さ」を最優先で意識させられます。
「働くこと」や「仕事を意識してきた自分」を前に出す事を、なんとなく悪いことのように思い、口に出すのは気が引けたり。
一方で「仕事の場」に置いては、子どもが生まれる前と変わらない貢献を求められ、「母親であること、家庭のこと」を口に出すことをおこがましく思われるのではと気が引けたり。
「子育て」「働くこと」どっちにも引け目を感じて、正面から向き合えない。
「ワークライフバランス」や「女性活躍支援・子育てに対する理解」が社会的に注目され、このような考え方はもう古いもの、と言われても、現実には個人・個人の中に根付いている「境界線」は深く残っている。

そんな風に感じながら、私自身の考え方は、

「子育て」と「働くこと」はもっとつなげて考えたい。
そうすることで、子どもや家族が幸せに、働くことにも前向きになれる。

というものでした。
周囲にある現実と、自分の考え方のギャップを感じながら、自分なりの「子育てと仕事のスタイル」を貫いてきました。


「オトナリラボ」という場所を起ち上げるにあたって、なぜこういう場を作りたいと考えたのかコンセプトを考えるなかで、私自身のこの「「子育て」と「働くこと」はもっとつなげて考えたい」という考え方が根本にあると気付きました。

そうして「こどもとはたらく」というフレーズを掲げることにしました。


この「こどもとはたらく」というフレーズがあることで、オトナリラボという場所やここでの企画はコンセプトにブレのない、そして他にない個性を出せていると思っています。


2019年、オトナリラボは2年目に突入します。
手探りで、とにかくなんでもやってみよう!という1年目の経験を活かし、
発展性のある2年目になればと思います。


「子育て」と「働くこと」はもっとつなげて考えたい。
「子育て」と「働くこと」どちらも自分らしく楽しもう。


「こどもとはたらく」があたりまえになる社会を目指して、
京都の小さな町家から発信し続けます。


本年もどうぞよろしくお願い致します。


こどもとはたらく オトナリラボ 芳野尚子



*こちらの記事も合わせてお読みください!
kurashigoto.me